こんにちは、ザクリニックの吉田有希です。男性の女性化乳房の症例です。
「胸がふくらんで見える」「Tシャツや薄手の服で胸が目立つ」といったお悩みでご相談いただいたケースです。
男性の胸のふくらみは、脂肪(脂肪性)が主体の場合もあれば、乳腺(腺性)が主体の場合、あるいは混合型の場合もあります。原因に合わせて治療を組み立てることが、自然で再発しにくい仕上がりにつながります。
手術内容
この症例では、胸の状態をエコーを用いながら診察し、以下の方針で治療しました。
脂肪が主体で乳腺は小さい:脂肪吸引でボリュームを調整、側胸部まで繋がる胸の改善のために横まで吸引
仕上がりの重要ポイント:胸の中央〜下縁のライン、左右差、皮膚の余り(たるみ)の出方を予測しながらデザイン
※実際に「脂肪吸引のみ」か「乳腺処理併用」かは、胸の硬さ・触診所見・体型・皮膚の伸びなどで判断します。
症例写真



術後6ヶ月のお写真ですが、
①胸のボリュームが軽減され、フラットで男性的な胸郭ラインに近づきました。
②横から見たときの突出感が減り、Tシャツでも自然に見えやすいスタイルに仕上がりました。
③左右差や膨らみは「完全にゼロ」を目標にするより、たるみなども含めて生活上気にならない範囲に収めることを重視したので、自然なお胸になりました。
ダウンタイム・経過の目安
術後しばらくは腫れ・むくみで「まだ残っているように見える」ことがあります
目安として、1ヶ月で大枠の変化、3ヶ月でかなり安定、6ヶ月で最終的な質感に近づきます
リスクと注意点
内出血、腫れ、痛み、一時的な感覚の鈍さ(乳輪周囲)、皮膚の凹凸・左右差、たるみが強い体型の場合、皮膚の余りが残る可能性、しこり感(硬さ)が一時的に出ること
※結果には個人差があり、体質・皮膚の伸び・生活習慣によって経過は変わります。
最後に
「筋トレしても胸だけ落ちない」「人前で上半身を見せるのがつらい」など、女性化乳房はコンプレックスになりやすい悩みです。診察では、脂肪性/乳腺性/混合型の見立てと、吸引のみでいけるか、乳腺処理が必要かを丁寧に判断し、傷・ダウンタイム・仕上がりの優先順位も含めて方針をご提案します。