こんにちは、THE CLINICの吉田です。
今回は、シリコンバッグと脂肪注入を組み合わせた「ハイブリッド豊胸」の症例について解説します。
症例の概要:Motiva Ergonomix 275 mini(術後1ヶ月)


本症例では、モティバ エルゴノミクス2(Motiva Ergonomix2)の275cc miniプロファイルを使用し、同時にご自身の脂肪を注入しました。
1. 術前のお悩みとご要望
「しっかり大きくしたい」「デコルテのボリュームも同時に出したい」
2. ハイブリッド豊胸を選択した理由
シリコンバッグ単体では、痩せ型の方の場合、バッグの縁が浮き出て見えたり、触ったときにバッグの感触が分かりやすかったりすることがあります。 ハイブリッド豊胸は、バッグでしっかりとした土台(ベース)を作りつつ、その周囲を脂肪でコーティングする手法です。これにより、以下のメリットが得られます。
バストラインの軟化: 脂肪がクッションとなり、バッグの輪郭を隠します。
触感の向上: 表面が自前の脂肪であるため、触り心地が非常に柔らかくなります。
谷間の造形: バッグでは作りにくい中央の谷間部分にも脂肪を注入できるため、より自然な仕上がりになります。
術後1ヶ月の経過
術後1ヶ月が経過し、大きな腫れや内出血は落ち着きました。
ボリューム感: 275ccのバッグによる確実なサイズアップに加え、脂肪注入によるふっくらとした質感が調和しています。
形状: エルゴノミクス2の特性である「重力に従って形が変わる」性質により、立位では自然な垂れ感を、臥位(寝た状態)では自然な広がりを見せています。
ダウンタイム: 1ヶ月時点ではまだ組織の硬さがわずかに残る時期ですが、マッサージ等のアフターケアを通じて、さらに馴染んでいきます。
専門的考察:Motiva 275 miniの選定
今回の「mini」プロファイルは、高さ(投影)を抑えつつ底面を広く取る設計です。 無理に高さを出そうとせず、ハイブリッドで周囲を補完することで、「いかにも入れています」という不自然さを排除した、上質な仕上がりを目指しました。
ハイブリッド豊胸は、痩せ型の方や、授乳後のバストの下垂・ボリューム減少に悩む方に非常に有効な手段です。